蟻道の中に、ヤマトシロアリの職礒(ワーカー)が見えますでしょうか?お尻の方が、少し茶色がかっています。古民家で明治時代に建てられたと聞いております。住まいとして使わなくなって3年。かなりの営巣でした。ヤマトシロアリは、大抵背丈くらいしか蟻道を伸ばさないと言う事になっていますが、全然そんな事はありません。勢いの良い巣になると、二階まで上がって行きます。振動などが少ないので増えてしまったのだろうと思います。
研究者から見るとあり得ない事でしょうが、環境が整い、勢いがあれば大きな巣になるのは当然の事と言えます。水分を運ばないと言う事でしたが、この事についても少し違っているようです。
経験がある方々は、自分達の経験と照らし合わせて食性や性質、環境変化での営巣の違い、いろいろなパターンがあると言う事が分っていると思います。
群飛の季節ですので、外部の環境や昼間の異変に気を付けて下さい。
何かありましたら、ご連絡をください。