急に寒くなって、体も動かなくなってきました。肌寒いのを通り越して、寒に入りました。道着を切るのも億劫な季節です。今年は、空手道を愛する男として大変な一年でした。いつになく早い段階で試合をする機会に恵まれ、親子でいろいろな大会にチャレンジしてきました。福岡地区大会、マスターズ選考会、県少年大会、県大会、全国武徳会大会、全日本少年少女選手権大会、日本マスターズ埼玉大会、どの試合も気を抜けず大変でした。その分、満足感も多く残りましたが、これからも続いていく空手道。少しでも多くの技術を身に付け、少しでも良くなるように稽古をし、試合で戦ったり、昇級昇段の審査で披露したり、また、その技術を披露したり。極めたい気持ちはあるけれど、そのものは手に入らない。試合でも最高のパフォーマンスを出せなかったり、披露で失敗したり、研究の過程は楽しすぎるけれど、稽古は辛かったり。人生を二倍も三倍も楽しめる道に出会った事を感謝するばかりです。
今年も最終月に入り、世間では総選挙や景気回復だと悩ましい事が多くありますが、一旦稽古に入れば気持ちの良い汗を掛ける事が幸せです。あとわずかの今年を目一杯楽しんでいこうと思います。結果よりも過程を楽しむことを覚えた年でした。