今年の道場運営についての反省点は、ずばり人数が減った事でしょう。ただ、反省と言ってもやり方や指導方法を変える訳ではありません。指導方法や考え方は変えませんが、より競技での勝利を見据えた稽古を少し取り入れようと思います。厳し過ぎると言う声もありました。時間が遅いと言う事も言われました。しかし、仕事を抱えていながらの道場運営は、少しだけ辛いです。その分をあまり余って喜びの方が大きいので続けていられると思っています。生徒たちが強くなっていく姿や、真剣な眼差しで事に当たるのを見る度に感動を覚えます。学校教育や家庭教育に文句を付けようにも私自身が完成した器ではないので、これからの道場運営に不安を感じられる方も居られるかも知れません。それは仕方が無い事で、あとは生徒と私の信頼関係しかないと思っています。信頼関係を地道に作ると言う事を私自身は考えてはいません。ぶつかり合って分かり合うしかないといつも思っています。
試合の為の稽古にならないように、気を付けて競技力を付け、少しでも試合に勝って喜べる生徒を増やしたいと思います。
何の反省もしていなくて申し訳ありません。私は私にしか出来ない稽古を、生徒たちに伝えて行こうと思います。押忍!