毎年恒例の中間市の大会に出場しました。道場に来ている生徒たちはほとんど参加しました。デビュー戦の子ども達も居て、大変に盛り上がりました。私は一日中審判をしていましたので、皆さんからの報告を受けるだけでしたが、いい結果の人も、納得いかなかった人も次につながる大会だったのではないかと思っています。試合に勝つだけが、空手道ではありません。黒帯を取るだけが空手道でもありません。私にとっての空手道は、いつもそばにあって、自分の自信の元であったり、自己研鑚の大切さを思い直させてくれたり、楽しく強くなれるお気に入りのものだったりします。ものと言うより道ですが。私の道は、暖かくて、厳しくて、少し痛くて、健康を勝ち取れて、皆から羨ましがられる道です。人からは、野蛮人と言われます。日本人として、大切な文化を継承していく為にも寄与できると考えています。空手道、万歳です!
- 玄制という琉名の意味
- “玄”とは微妙で深遠な理を表し、“制”とは制度、形作る等の意味があり、「玄制」とは奥深い真理を求め、それを得て形に するということである。
- 玄制流空手道の基本原理
- 国家間の戦争であろうが、単なる喧嘩であろうが、勝つために有効な方法は常に相手の意表をつくことであり、解り易く言えば、玄制流の基本原理はこの一点を徹底的に追及したところにある。それをどうやって型の中に表現するか、そしてそれらの技を如何にして実用化するかという研究の末、祝嶺正献がたどりつき創作した技法原理が、施・運・変・捻・転ということであった。施とは体軸の縦方向の施回運動であり、運とは前後上下への昇降運動である。また変とは前後左右へ自ら倒れる運動であり、捻とは主として、その場における体の捻転による手技・肘技の使い方をいう。そして転とは体の前転・後転・横転により相手の予測外に変化した状態での技法でる。これら玄制流の技法を集約した代表的な型として広く知られているのが三才の型である。
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