現状で稽古を体育館や武道場で行う事は、非常に難しい状況です。
狭い場所ならなおさら難しいです。
今回の新型コロナウィルスは、子ども達が感染しても大事にはならず、
大人に感染を広げてしまうと言う事が分って来たようです。
若くて体力のある人も分りにくい。30代を超えるとそのウィルスは力を発揮するようです。
マスクも感染予防には意味がないと言われ、
マスクをしてくれと言っているのは、していればその人のウィルスは飛ばされないから…。
ある意味、拡大を防ぐ為だそうです。
私たちの周りには、いろいろな菌やウィルスが常に存在し、
身体の状態を正しく保つ為に繁殖していると言われています。
手洗いはもちろん、手指消毒も効果を発揮しますが、
やり過ぎも逆に感染を進めると言う事も言われて来ました。
何が正しくて何が悪いのか。
自己判断と言う事になりますが、情報が少ない上に、
驚異の宣伝をマスコミ各社が挙って行うので、
何を信じるのかを考えなければなりません。
正しい選択が出来ないうちに生徒を集めて稽古は難しい。
学校が始まったからと言って、そのまま始めるのはどうか?と思います。
空手道は本来、人格形成を目指し、
社会に貢献できる人間の形成、自信ある体躯と精神力の礎、
人間の自尊心を育てたりします。
自らの体を鍛える事で自己の完成を目指す。
自我を認め、自らを律する。私はこれまでそう言った事を感じるまで、
選手として空手道に接し、空手道の技を探求してきました。
難しい事はありません。大好きな空手道を自分の身体を使って道を作って行くのです。
頭で考えて、身体で実行して、覚えて自分の技を創り出す。
何万回も稽古して自分のモノにする。
楽しみも増え、生徒たちも成長し、社会人として成功して欲しいと思います。
何が幸せか?一人一人違うものを見つける事と思いますが、
稽古した空手道は充分に楽しんでこそ実るのです。
染み込んだ技、基本に忠実に作られた技、自分に有った技。しっかりと見つめたいと思います。
もう少し、じっくり見極めていろいろと考えてみます。