緊急事態宣言によって使えなくなった中学校の武道場という稽古場。
稽古を楽しみにしている子ども達には、堪えます。
西区にある壱岐道場は、そんな子ども達しか居ません。
親から無理やりやらされる空手道では無く、
自分達で毎日稽古をして、週二回の武道場の稽古を楽しむ子達です。
久しぶりに帰省した長女を連れて、野外稽古で熱血指導。みんな楽しそうに稽古していました。
緊急事態宣言が伸び、これまでの生活も変化を余儀なくされ、苦労の連続です。
そんな事もありますが、本来の空手道は一人ででも出来る稽古で自分を鍛える。
どこに居ても、何をしていても、すぐに出来る稽古です。
道場でしか出来ない稽古は、そこですればよいのですが、どこでも出来ます。
私が目指す空手道も、女の子が大の男を倒す事が出来る技の修練。誰でもが実践出来て自分の為にする。
先達の先輩方が考案してこれまで繋がって来ている空手道。自分の形を作る空手道。
これからもしっかり伝えて行きたいと思います。