2021/12/25クリスマスの夜。稽古納めでした。次女三女が戻り、しっかりと千本突き2回付き合って貰いました。
小さな子たちも増えて、玄制流空手道 武徳会 福岡支部も活気が戻ってきました。一時は、会員数が激減しましたが、諦めると言う言葉が初めから無いので、自分だけでも稽古しようと続けてきた結果がこんな道場になったという現実でした。
昨年から新型コロナウィルスの猛威に晒され、稽古も不十分で月謝も集められない日々でしたが、そんな事よりも稽古を楽しみに集まってくれる人たちがいるって事が大きな喜びになり、益々空手道の稽古に力が入る原動力になってくれました。
指導員の先生方も公認四段の取得を頑張って下さり、高段位の先生から指導を受けられるようにと、道場の生徒たちの為に努力して頂いて有難い限りです。
私たちの空手道が本物か偽物かそんな些末な問題ではなく、空手道を志す者にとって自らの道を形成する道標であればそれでいいと思っています。
続けて行く事や挑戦する事、試合に出る事、昇段審査を受ける事、道を歩むものがその道をしっかり歩くことで出来上がっていく道。言葉では表せない達成感。試合で勝つ事だけを追い求め、その稽古をしても続けなければただ一時の運動でしかありません。
精神的な成長や人格形成、一般社会で通用するものの考え方、人と人とのコミュニケーション能力や他人を慮れる気持ちの余裕、大きな声でしっかり挨拶する事など、人として正しい道を歩いて行く為の訓練は、人生の中でいつまでも続くのが当たり前だと思うのです。
これまでいろいろな方々に裏切られたり、蔑まれたりしましたが、そんな事よりも自分が信じている空手道を思いっきり楽しんで生きて行こうと決心してまた来年も気合い入れていきます!