今年は異常気象であると気象庁が発表しています。定義は平年値(1981~2010の平均値)から大きく外れた、人が一生の間にまれにしか経験しない現象が有っていると発表しました。
30年に一回以下の頻度で発生する現象と言われ、注意を促しています。
平年値より約5℃高い状態が続いており、雨量も多く、これまでの普通の梅雨時期とは違い、いろいろな虫たちの生育に寄与していると考えられます。現在顕著に表れている現象は、ワモンゴキブリ、クロゴキブリ、チャバネゴキブリの大量発生、クロハネキノコバエが異常気象に合わせたような形で異常発生しています。このようなハエは数千種にも及ぶ種類が居り、これを餌にするハエトリクモやその他の食虫生物も大きく繁殖して行く事が予想されます。イエシロアリなども通常の時期より前倒しで羽アリをたくさん飛ばしております。
弊社で気になっているのは、これまで感じなかった、今までそうでは無かった事がお客様の目も前で起こった時、パニックを起こして事故に繋がるかも知れないと言う事です。
これまでもそうでしたが、虫の世界では少しの変化で異常なくらいに変化し、気象状況に大きく関わっている事を知って頂きたいと思います。
異常気象の原因は、色々な問題が重なり合い、地球の内部を変えていっているのかも知れません。自然の内なる力で生かされている事を感じます。