
冬になると、急に虫達の動きが遅くなります。そして、暖かい所に集まるようになります。
ゴキブリやネズミなどよく知られる害虫害獣たちですが、暖かい所を求めて集まると言う訳では無く、そこから溢れ出す匂いに集まっているのが本当の理由と言う事も分ってきました。イノシシなどのお話の中で、人間の500倍の嗅覚を持っていると言われています。
しかし、その嗅覚は鼻の穴に吸い込んだものしか嗅ぐ事が出来ません。
当たり前の事ですが、ゴキブリはその臭覚、嗅覚はあの忌々しい触覚で感じる事が出来ます。それもイノシシなどから比べても10倍近い感覚の違いがあるそうです。私達人間は、自分達の嗅覚や視覚で比べる事で彼らの感覚を測ろうとしますが、それはとても無理な話で、彼らは人間よりも古代からずっと進化し続けて生き残ってきました。
感覚が本能であり、生きる為にはいつも研ぎ澄まされ、食べる事と繁殖する事が活きる全てでこの世の中に溶け込んでいるのです。こんな考え方が一番地球上で生きる生物すべてに当てはまります。
しかし、人間だけが誰かの意志によって文明や文化などが栄えて来たのかも知れません。
話を元に戻しますと、鋭い嗅覚、感覚を持つゴキブリは、本能で私たちの生活空間に入り込み、本能のまま生きて行きます。食べる事が出来なくなれば死に、繁殖が出来なければそこで滅亡なのです。
難しい話になって来たので、冬に虫は少なくなりますが、環境を整えて暖かくすれば集まりますし、おいしいものを食べればまた集まります。お困りの時は、駆除屋へご相談下さい。