今週末の土曜日に、全少に出場する我が家のホープを送り出して早1週間になります。大きな大会へ出場するのは、今回で10回目。本人が昨年度より狙って稽古して手に入れた全少の出場権。昨年は県大会で不本意な結果しか出せずに、稽古に明け暮れました。父として、指導者として残念だったと思う反面、本人の空手道に対する考え方が、負けた事でしっかりしたのではないかと思うようになりました。夏休みは、流派の全国大会、夏季合宿と宗家、会長と触れ合ってからの調整、親元を離れ、空手道と向き合って試合に臨む娘に会うのが楽しみです。結果は時の運。少しでも上を目指して戦う事が出来れば、それでいいと思います。元気で楽しく、力いっぱい戦っている姿を脳裏に焼き付けに行ってきます!
- 玄制という琉名の意味
- “玄”とは微妙で深遠な理を表し、“制”とは制度、形作る等の意味があり、「玄制」とは奥深い真理を求め、それを得て形に するということである。
- 玄制流空手道の基本原理
- 国家間の戦争であろうが、単なる喧嘩であろうが、勝つために有効な方法は常に相手の意表をつくことであり、解り易く言えば、玄制流の基本原理はこの一点を徹底的に追及したところにある。それをどうやって型の中に表現するか、そしてそれらの技を如何にして実用化するかという研究の末、祝嶺正献がたどりつき創作した技法原理が、施・運・変・捻・転ということであった。施とは体軸の縦方向の施回運動であり、運とは前後上下への昇降運動である。また変とは前後左右へ自ら倒れる運動であり、捻とは主として、その場における体の捻転による手技・肘技の使い方をいう。そして転とは体の前転・後転・横転により相手の予測外に変化した状態での技法でる。これら玄制流の技法を集約した代表的な型として広く知られているのが三才の型である。
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