コンピュータールーム付近は、薬剤(薬液)の使用を避け、ベイト剤の設置でシロアリの食害を防ぐと言う方法を採用しました。
部屋の各所に柱を中心に5か所設置致しました。シロアリの営巣の活動を喫食させることで食い止めます。100万匹の営巣しているシロアリの巣でも活動を停止できます。
コンクリート壁を蟻道で上がり、木部だけに加害しているシロアリです。兵蟻が多く写っていますが、これは羽アリを出すタイミングが近いと言う事を知らせてくれます。
木部に対して、薬剤を散布した様子です。
特に、コンクリートと接地面、木部の切口に散布しました。
メインの食害地区に出来ていた、大きな蟻道です。コンクリート壁面ですが、所々シロアリに剥がされている様子も見えました。この付近にベイト剤を設置しました。
付近では兵蟻がたくさん現れ、羽アリが相当数いる事も確認出来ました。
大きな蟻道を接地面だけ削って、ベイトボックスと言われる木製の箱を取付ました。ここに餌と水分を入れる事で、営巣個所に運ばせ、根絶させます。
ベイト剤を配置した所です。この後、2カ月くらいかけてこの餌を運んで行きます。
コンクリート壁の蟻道を破壊すると、必ずこのような光景が見れました。
木材のおいしい部分だけ食害している様子です。杉は比較的余り食害を受けにくいのですが、食べるものに恵まれていない場合は、このように杉でも食害します。
営巣を確認し、蟻道の中に穿孔して薬剤を注入します。薬剤も忌避成分が少なく、経口で効果を進める薬剤なので、ベイト剤の設置個所から少し離せば利用出来ます。
外部には侵入の可能性が高い場所や、気になる所に設置しました。
22か所に設置しております。