寒くなってきました。本当はこの時期に大した奴は居ません。でも、ゼロではありません。厨房に行けば、ゴキブリたちには会えるし、急に寒くなるとネズミなんかも侵入を企てます。イタチも寒くなると越冬の準備に入るのか、家屋の中に居場所を探してやってきます。塀から屋根に、そして隙間から屋根裏に。夜中に行動するから、うるさくて眠れない!とお客様から怒られたりします。私たちが悪い訳ではないのですが…。
とはいえ、そういった奴らのお蔭で仕事にありつけます。イタチに関しては、国の保護獣になっているので、むやみに殺したりは出来ません。屋根裏で捕獲して、帰巣本能の枠外で廃棄します。生きているまま放します。捕まえた鳴き声なんかも聞けます。
そして、写真のシバンムシです。彼らも本来なら、冬季には増える事はありません。しかし、厨房などの温かい空間ではそう言った事も無いのと同じようです。四季の変化がほとんど感じられず、いつも増え続けるらしいです。写真は捕獲されたシバンムシですが、動いている奴らもいました。害虫と言っても実害は余りありません。特定の穀物類、食材を食い荒らすので、実害が無いとは言えませんが。しかしながら、目立たないところで、いろいろな害虫が発生し、害を成している事は間違いありません。