夏に入ってから、多くの犠牲者(気持ち悪いと逃げ出した方々)を出したゴキブリです。彼らは、気温が高くなると活発に動き出し、この夏にはかなりの量飛んで回っていると聞き及んでいます。人類が生まれる前から地球に生息し、昆虫界でもかなり古株になります。彼らは腐食した死体や植物動物を問わず色々なものを食べてここまで繁殖してきました。進化はとてもシンプルになって行ったと考えられています。
繁殖は卵で行います。ゴキブリは放射能も通さないカプセル型の卵鞘を持ち、悪影響下でも繁殖力の強さでは、地球一だと言われております。一番ポピュラーなクロゴキブリは、卵から約20匹の子ども達が出てきます。脱皮を繰り返し成虫になるのですが、成虫の寿命は2年程度だと言われ、その間に4~10回も生殖活動をすると言われています。考えてみれば、5回卵を産むとしても、100匹は生産すると言う事ですね。一匹見たら100匹は居ると言う事を言われますが、オーバーですが無いとは言い切れないですね。
今年は、異常に暑い夏になっており、彼らの繁殖もそうですが、いろいろな虫たちが増えていると言う事を言われている先生方が多くいらっしゃいます。特に温度に強い南方系の虫たちの繁殖には目を見張るものがあります。スズメバチに関しても多いと予想されていますが、今年は高い位置や見えにくい位置に多く作られているようです。台風が多いのかもしれないと言われている研究者の方も居られます。
今年の夏は、多く出てくると思っていますが、何かお困りの事がありましたら、ご連絡を頂ければ対応させて頂きます。